フランスを捨てる、かなり過激なタイトルですみません。
ソムリエWE試験の情報収集をしていると合格体験談を目にすると思います。
その体験談は何年前のものですか。最新の情報でしょうか。
過去問については以下の関連記事をご覧ください。
『フランスを制する者が試験を制す』『捨てる国を作る・マイナー国は捨てる』
このアドバイス・テクニックはどの分野に重点を置くか、反対に言えばどの分野を捨てるかということです。限られた時間、とくに短期間勝負の場合にはとても重要なテクニックだと思います。
CBT試験が導入される一昔前まではフランス重視でした。その意味でフランスを完璧にする、マイナー国は捨てるというのは正しいテクニックだったと思います。
近年は特定の国に偏った難しい問題というよりも、幅広い国から基礎的な問題が出題される傾向があるようです。教本には毎年のように新しい国が加筆されています(新しく追加された国から出題されるという噂もあります)。出題範囲が増えることで相対的にフランスを含めた旧世界の出題量が減る傾向があるようです。
フランスを捨てると言っても全てを捨てるという意味ではありません。フランスも他の国と同じように基礎は必要です。フランスの難問と他国の基礎どちらを優先するか迷ったら他国の基礎にするのが良いでしょう。
参考書や問題集は改定されているとは言え過去問を蓄積しています。そうなると昔のフランスの比重がかなり高くなっています。フランスの難問も多いです。一昔前の合格には必要な問題が数多くあります。それらを完璧にするため先に進めなくならないように注意してください。
以下はドットコム問題集で完璧をあきらめた分野です。初めから全て捨てた訳ではありませんが最終的には覚えきれずに捨てました。
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