残業の多いサラリーマンが50日で合格した実践的な日程です。
平均学習時間は平日2~3時間、休日6~9時間でした。
1日あたりの学習時間をもっと割くことが出来れば1ヶ月で合格することも可能でしょう。しかし受験勉強はなかなか順調にすすまないものです。1日でも早くスタートすることが必要となります。
第1期(1日目~20日目)
まだまだ知識が無い時期です。知識の吸収を最優先に行ないます。
杉山先生の本をとにかく読み込み1回目。500ページの読み込みは想像以上に大変でした。当初は2週間で読破するつもりでしたが、結局3週間かかってしまいました。
平行してドットコム問題集です。学んだ知識の確認と定着を行ないます。
この時期は3問回しです。杉山先生の本を一読しただけですので相当な記憶力の人でもなければなかなか正解できるものではありません。とにかく繰り返しと暗記です。
この時期不安となるのは覚えていない(=正答率が低い)のに次の章に進むべきか。これは悩むところですがある程度で見切りをつけて次に進みましょう。まずは全体を把握することに努めましょう。学習初期にフランスがあります。膨大な量で完璧を目指すと先に進めません。
第2期(21日目~35日目)
杉山先生の本の読み込み2回目。想像以上に忘れているものです。とは言え一度読破した本です。読んでいると思いだしてきます。1回目よりもスムーズに読み進めることができました。
平行してドットコム問題集も進めていきますが、第1期よりもドットコム問題集に時間をかけました。1回目では妥協していた正答率も今回は原則正解するまで繰り返しと暗記としました。(ボルドー・格付けやブルゴーニュ・難問などはあきらめました)
この時期はなんとか暗記を進めてください。学習直後にその範囲の問題に答えられなければその後も正解はありえません。時間が経過すれば忘れて正答率は下がりますし、本番試験のように全範囲からランダムな出題となれば正答率は下がります。もちろん完璧主義では先に進めないのである程度の妥協は必要です。
第3期(36日目~50日目)
試験まであと2週間。
1200問題集を中心に読み込みました。こちらは問題集としてはもちろん、その解説から知識の整理をすることができるのでとても助かりました。杉山先生の本を含めて参考書では地域単位の学習方法となります。1200問題集では選択肢(=用語)から学ぶ、逆向きの学習ができました。
平行して杉山先生の本で再確認。覚えているところは斜め読みをしてすべては読みませんでした。苦手なところ、知識が曖昧なところを中心に読みました。
ドットコム問題集も毎日繰り返しました。10問回しが多かったですが、苦手な分野は3問回しもありました。ドットコム模擬試験は2回くらいやりました。本番試験時の時間配分ペース確認のためです。模擬試験は時間的にもったいないと思います。やってみるとわかると思いますが問題集100問回しです。100問では復習も暗記もやり難いです。模擬試験で自分の正答率(実力)を測ることができますが、1時間かけて正答率を知るよりも1時間暗記していた方が短期間勝負には良いと思います。
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